餉箱(読み)ゲバコ

デジタル大辞泉 「餉箱」の意味・読み・例文・類語

げ‐ばこ【×餉箱】

托鉢たくはつの僧が首に掛ける、施米せまいなどを入れる箱。

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精選版 日本国語大辞典 「餉箱」の意味・読み・例文・類語

げ‐ばこ【餉箱】

  1. 〘 名詞 〙 托鉢僧(たくはつそう)が施しの米などを入れる、首にかける箱。
    1. [初出の実例]「右の手には銭にてこしらへたるしゃくじゃうを持左の方には夏箱(ゲバコ)とやらをもち」(出典洒落本・婦美車紫(1774)高輪茶屋の段)

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