精選版 日本国語大辞典 「首取」の意味・読み・例文・類語
くび‐とり【首取】
- 〘 名詞 〙
- ① =くびかきがたな(首掻刀)
- [初出の実例]「玉、御胸に中り、則御落馬の処〈略〉我等首取にて切る可しと仰せられければ」(出典:唐沢城老談記(1644‐48頃か))
- ② 一番重要なこと。大事な点。
- [初出の実例]「三昧と云は梵語此云正等持〈略〉正定正心だぞここがくびとりだぞ」(出典:史料編纂所本人天眼目抄(1471‐73)四)
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
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