馬の塔(読み)うまのとう

精選版 日本国語大辞典 「馬の塔」の意味・読み・例文・類語

うま【馬】 の 塔(とう)

  1. 中世末期から尾張地方で行なわれた走り馬行事熱田神宮端午の走り馬に始まるとされているが、後には大須観音その他の仏閣の行事に伴って祭礼化し、人馬ともに装いが華美に向かったので、しばしば藩の厳しい取締りを受けた。〔県令集‐愛知県・明治六年(1873)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android