デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬島円如」の解説 馬島円如 まじま-えんにょ 1802-1855 江戸時代後期の眼科医。享和2年生まれ。馬島明眼院25世円観の門にまなぶ。長崎に遊学し,鍛冶工真平をともなって郷里尾張(おわり)(愛知県)にかえり,軟性白内障吸引器,各種剪刀(手術用はさみ)などを作製させた。兄の27世明眼院円定の跡をつぎ28世となる。安政2年3月12日死去。54歳。俗姓は広橋。字(あざな)は忍甲。号は複明堂。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例