馬背越(読み)うまのせごえ

精選版 日本国語大辞典 「馬背越」の意味・読み・例文・類語

うまのせ‐ごえ【馬背越】

  1. 〘 名詞 〙 左右が深い谷となっているために、馬の背のような尾根伝いに作られた細い道。
    1. [初出の実例]「左右皆谷にて、劒の刃の上をゆくごとく、足のふむところ纔に馬のせなか程なれば、馬の脊ごえとはいふなり」(出典:随筆・西遊記(1795)五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android