馳騖(読み)ちぶ

精選版 日本国語大辞典 「馳騖」の意味・読み・例文・類語

ち‐ぶ【馳騖】

  1. 〘 名詞 〙 馬をはしらせること。また、かけまわってはたらくこと。奔走。ちぼく。
    1. [初出の実例]「或欲修治化、樹之風声、則拘於法律馳騖」(出典本朝文粋(1060頃)二・公卿意見六箇条)
    2. 「烟を追ひ馬を躍らし、馳鶩徃来する者は」(出典:江戸繁昌記(1832‐36)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む