馴れ衣(読み)ナレゴロモ

デジタル大辞泉 「馴れ衣」の意味・読み・例文・類語

なれ‐ごろも【×馴れ衣/×褻れ衣】

着なれた衣。なれぎぬ。
「別れにしいもが着せてし―袖片敷きてひとりかも寝む」〈・三六二五〉

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精選版 日本国語大辞典 「馴れ衣」の意味・読み・例文・類語

なれ‐ごろも【馴衣・褻衣】

  1. 〘 名詞 〙 着なれた着物。常に着て古びた着物。ふだんぎ。なれぎぬ。
    1. [初出の実例]「別れにし 妹が着せてし 奈礼其呂母(ナレゴロモ) 袖片敷きて 独りかも寝む」(出典万葉集(8C後)一五・三六二五)

なれ‐ぎぬ【馴衣・褻衣】

  1. 〘 名詞 〙なれごろも(馴衣)和英語林集成初版)(1867)〕

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