駒込世尊院門前(読み)こまごめせそんいんもんぜん

日本歴史地名大系 「駒込世尊院門前」の解説

駒込世尊院門前
こまごめせそんいんもんぜん

[現在地名]文京区千駄木せんだぎ一丁目

大観音前だいかんのんまえ通から下谷へ行く道(団子坂の通り)に沿った片側町。東は駒込千駄木町、南は世尊院境内を隔てて遠江掛川藩太田氏下屋敷、西は専念せんねん寺境内、北は道路を隔てて駒込千駄木町・同千駄木御林跡地。文政町方書上によると、当地は古くは駒込村に属し、元禄八年(一六九五)世尊院が拝領、元文二年(一七三七)町屋御免、延享二年(一七四五)町方支配となる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報