デジタル大辞泉 「専念」の意味・読み・例文・類語 せん‐ねん【専念】 [名](スル)1 一つのことに心を集中すること。そのことだけに熱心になること。専心。「研究に専念する」「療養に専念する」「その頭を撫でつつ、―に書見したりしが」〈鏡花・義血侠血〉2 浄土門において、もっぱら阿弥陀仏の名号を唱えること。[類語]打ち込む・専心・没頭・没入・傾注・没我・熱中・夢中・熱心・鋭意・無我夢中・背水の陣・緊褌きんこん一番・凝る・耽る・浸る・骨折る・骨を折る・根を詰める・目の色を変える・心血を注ぐ・手を尽くす・身を投ずる・身を挺する・体を張る・明け暮れる・ひたすら・いちず・ひたむき・一筋・ただ・ただただ・専一・ひとえに・一心・一念・一路・一散・一目散・一直線・一本槍・一点張り・一辺倒・一意専心・営営・せっせ・遮二無二・無二無三・がむしゃら・一心不乱・脇目も振らず・まっしぐら・しゃかりき・しゃにむに・無心・粉骨砕身・直線的・傾倒・猪突猛進・ストレート・我を忘れる・身を入れる・身を砕く 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「専念」の意味・読み・例文・類語 せん‐ねん【専念】 〘 名詞 〙① 仏語。一心に仏を念ずること。専修念仏。[初出の実例]「云二専念一者、即一行、形レ无二二行一」(出典:教行信証(1224)二)「法華経を暗誦し彌陀仏を専念す」(出典:三国伝記(1407‐46頃か)三)[その他の文献]〔観経疏‐散善義〕② 一途(いちず)に思いこむことやそのさま。また、あることに没頭することやそのさま。専心。[初出の実例]「其頭を撫でつつ、専念(センネン)に書見したりしが」(出典:義血侠血(1894)〈泉鏡花〉一)[その他の文献]〔儲光羲‐奉酬張五大垂贈詩〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by