騎兵銃(読み)きへいじゅう

百科事典マイペディア 「騎兵銃」の意味・わかりやすい解説

騎兵銃【きへいじゅう】

騎銃ともいう。騎兵用の小銃で,通常歩兵銃より軽く短い。三八式騎銃三八式歩兵銃より銃身長,全長とも約30cm短く,約500g軽い。→カービン銃

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世界大百科事典(旧版)内の騎兵銃の言及

【小銃】より

…その後,銃腔にらせん状に溝(腔線という)を刻み,弾丸に回転を与え弾道を安定させる施条銃(腔線銃)が現れた。(4)用途による分類 小銃には特殊なものとして,(a)銃身が短く馬上で使いやすくした騎兵銃(カービン銃),(b)遠距離の射撃精度を向上させた狙撃銃などがある。なお,かつては滑腔式の軍用長身銃をマスケット銃musketと呼び,これに対し腔線(ライフル)を施した銃をライフルと呼んで区別していたが,すべてが施条銃となった今日,小銃をライフルもしくはライフル銃と呼ぶことが多い。…

※「騎兵銃」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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