騒ぎ満つ(読み)さわぎみつ

精選版 日本国語大辞典 「騒ぎ満つ」の意味・読み・例文・類語

さわぎ‐み・つ【騒満】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙 あたりが騒々しさで満ち満ちている。そこにいる者がこぞって大騒ぎする。
    1. [初出の実例]「源宰相も、参り給ひぬと聞きて、絶え入り給ぬれば、大殿にはさはぎみちて罵る」(出典:宇津保物語(970‐999頃)あて宮)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android