略称LDPE.エテンを過酸化ベンゾイルのような重合開始剤を用いて,1500 atm(152 MPa)以上の高圧下で,120~250 ℃ で重合させて得られるポリマー.チーグラー触媒を用いて得られる低圧法ポリエチレン(密度0.95 g cm-3)に比べて密度が0.92 g cm-3 と低いので,低密度ポリエチレン(low density polyethylene,LDPE)ともいわれる.これに対し,低圧法ポリエチレンは高密度ポリエチレン(high density polyethylene,HDPE)ともよばれる.LDPEのポリエチレン分子は枝分れ構造を多くもつため,HDPEより融点,密度,結晶化度ともに低い.したがって,その最大の特徴は柔軟さにあり,包装用フィルム,容器類,電線ケーブルの被覆,チューブなどに大量に使われている.最近,低圧法によるエテンとオレフィン類との共重合により,枝分れ構造をもたせた直鎖低密度ポリエチレン(linear low density polyethylene,LLDPE)が,この分野の用途に加わってきている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
…乳白色,半透明の熱可塑性樹脂であるが,その得られる特性によって,柔らかい低密度ポリエチレンlow density polyethylene(略号LDPE)と,硬くて強靱(きようじん)な高密度ポリエチレンhigh density polyethylene(略号HDPE)とに分けられる。後述するようにそれぞれ製法が異なり,前者は高圧法ポリエチレン,後者は低・中圧法ポリエチレンと呼ばれる。最近,低圧法でも低密度ポリエチレンが得られるようになり,これは直鎖状(線状)低密度ポリエチレンlinear low density polyethylene(略号LLDPE)と呼ばれている。…
※「高圧法ポリエチレン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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