エチレンの配位アニオン重合法(低圧重合法)によって得られるポリエチレン.ラジカル重合法(高圧重合法)で得られる低密度ポリエチレンに比べて,短鎖分枝をわずかしかもっておらず,高結晶化度(約60~80%)で高密度(0.940~0.965 g cm-3)である.フィルム(主として包装用極薄フィルム),中空成形用,射出成形用,パイプ,フラットヤーン,繊維などに用いられている.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
「ポリエチレン」のページをご覧ください。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…低重合度のものは古くからワックスとして利用されていたが,高重合度,結晶性のものが得られるようになって成形品として用途が大きく広がった。乳白色,半透明の熱可塑性樹脂であるが,その得られる特性によって,柔らかい低密度ポリエチレンlow density polyethylene(略号LDPE)と,硬くて強靱(きようじん)な高密度ポリエチレンhigh density polyethylene(略号HDPE)とに分けられる。後述するようにそれぞれ製法が異なり,前者は高圧法ポリエチレン,後者は低・中圧法ポリエチレンと呼ばれる。…
※「高密度ポリエチレン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新
10/1 共同通信ニュース用語解説を追加