高断熱・高気密住宅(読み)こうだんねつこうきみつじゅうたく/こうだんねつじゅうたく/こうきみつじゅうたく

知恵蔵 「高断熱・高気密住宅」の解説

高断熱・高気密住宅

全室暖房目的に、高断熱・高気密性能手段とし、高気密下での空気汚染を防止するために計画換気を加え、断熱・気密・暖房・換気の4つのバランスを持った住宅のこと。断熱性については、従来の個別暖房程度の熱費で全室暖房が実現可能なレベルを性能の目安とする。一方、気密性は、隙間風を防止して冷気熱損失を防ぐ、また高断熱下での内部結露を防ぐなどを目的とし、性能指標値である相当隙間面積が、本州以南の地域で、1平方メートル当たり5平方センチ以下であることが理想。高気密下での空気汚染を防ぐ計画換気も欠かせない要素で、現在整備されている次世代省エネルギー基準の下、快適で良質な健康住宅としての展開が期待されている。

(松村秀一 東京大学教授 / 2007年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

リフォーム用語集 「高断熱・高気密住宅」の解説

高断熱高気密住宅

断熱性能や気密性能を高めることで全室暖房を目的とすると共に、高気密下での室内空気汚染を防止するための計画換気など、断熱・気密・暖房・換気の四つのバランスを図った住宅。

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