書院番頭(読み)しょいんばんがしら

精選版 日本国語大辞典 「書院番頭」の意味・読み・例文・類語

しょいんばん‐がしらショヰン‥【書院番頭】

  1. 〘 名詞 〙 江戸幕府職名書院番隊長。若年寄支配。四〇〇〇石高。菊間詰。位は従五位下
    1. [初出の実例]「御書院番頭 当職六人西丸四人若年寄支配四千石高諸大夫役菊之間に列す」(出典:職掌録(18C中‐後))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の書院番頭の言及

【番頭】より

…足軽,同心,徒士(かち)などの組(歩兵)の頭(足軽大将)である物頭の上位,家老につぐ地位にあった。江戸幕府の大番頭(役高5000石),書院番頭(同4000石),小性組番頭(同)が諸藩の番頭にあたる。いずれも諸大夫(しよだいぶ)の格であり,側衆(そばしゆう)(役高5000石),留守居(るすい)(同)と並んで,旗本の役職中最高の格式を誇った。…

※「書院番頭」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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