高松藩諸達留(読み)たかまつはんしよたつしとめ

日本歴史地名大系 「高松藩諸達留」の解説

高松藩諸達留
たかまつはんしよたつしとめ

三冊

成立 明治初年

原本 鎌田郷土博物館

解説 高松藩諸達留(二冊)と高松藩諸達書留(一冊)からなる。明和頃から慶応元年までの高松藩からの諸種の通達を収めたもの。史料中に寒川郡石田村の政所遠藤類右衛門の名がみえ、おそらく遠藤家に宛てられた通達をまとめたものと思われる。内容は請作・砂糖趣法・諸色値段・牢人・田畑山林質物・砂糖車・大検見・郷普請など農村関係の多岐にわたる史料が収められている。高松藩の農政史料としてまとまったものがないだけに貴重な史料である。

活字本香川県史」近世史料I

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む