高水庄(読み)たかみずのしよう

日本歴史地名大系 「高水庄」の解説

高水庄
たかみずのしよう

現熊毛町大字清尾せいのお辺りに比定される比叡山延暦寺実相じつそう院領の荘園

開発年代は不詳であるが、寛元二年(一二四四)一二月の小松原こまつばら村石光家文書に「於高水庄射流鏑馬事」とみえる。三千院文書の正中二年(一三二五)一一月別当法眼任禅の房舎、諸国末寺並びに荘園・散在荘園領等の注文によると、高水庄は延暦寺実相院の荘園で三千院門跡の管理に属していたので、天台座主承鎮法親王は、房舎荘園所領等を調度文書とともに尊雲法親王に譲与している。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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