鬼とも組む(読み)オニトモクム

デジタル大辞泉 「鬼とも組む」の意味・読み・例文・類語

おにとも・む

《「組む」は組み打ちするの意》
非常に強そうに見えることのたとえ。
強いばかりで少しも人情を解しないことのたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「鬼とも組む」の意味・読み・例文・類語

おに【鬼】 とも 組(く)

  1. ( 鬼とでも組みうちしそうだの意から )
  2. 強くて元気にみちみちていることのたとえ。非常に勇猛なようす。
    1. [初出の実例]「気力殊外付て、鬼共くみつべうぞ覚えたろ」(出典:太閤記(1625)五)
  3. 剛勇なだけで、少しも人の情を解しないことにいう。
    1. [初出の実例]「おにともくまん八右衛門、ほろりと涙ぐみ」(出典:浄瑠璃・冥途の飛脚(1711頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む