鬼丸村(読み)おにまるむら

日本歴史地名大系 「鬼丸村」の解説

鬼丸村
おにまるむら

[現在地名]津久見市上青江かみあおえ 鬼丸

勇土おんつち村の東、青江川中流域に位置し、東は垣籠かきごもり村。慶長二年(一五九七)臼杵庄検地帳写(渡辺家文書)に村名がみえ、高五石余、村位は中。同六年佐伯藩領警固屋けごや村を臼杵藩領とした代替地として、臼杵藩領であった当村の一部と奥河内おくがわち村・井牟田いむた村を佐伯藩領としたというが(「臼杵藩御会所日記」など)、前掲検地帳写の高は領地交換後の臼杵藩領分の高と同高で、交換の経緯は判然としない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android