魚を得て筌を捨てる(読み)うおをえてうえをすてる

精選版 日本国語大辞典 「魚を得て筌を捨てる」の意味・読み・例文・類語

うお【魚】 を 得(え)て筌(うえ)を=捨(す)てる[=忘(わす)る]

  1. 魚をとってしまうと、筌のことを忘れてしまう。目的を達してしまうと、そのために役立ったもののおかげを忘れることのたとえ。
    1. [初出の実例]「浦の、港の釣り舟は、うををえてうへをすつ」(出典:車屋本謡曲・放下僧(1464頃))
    2. [その他の文献]〔荘子‐外物〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む