鰭の広物(読み)ハタノヒロモノ

デジタル大辞泉 「鰭の広物」の意味・読み・例文・類語

はた‐の‐ひろもの【×鰭の広物】

ひれの広い魚。大きな魚。
「―、鰭の狭物さものを追ひ集めて」〈・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 はた 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「鰭の広物」の意味・読み・例文・類語

はた【鰭】 の 広物(ひろもの・ひろきもの)

  1. (ひれ)の広い魚。大きい魚。鰭の狭物(さもの)に対していう。
    1. [初出の実例]「乃ち悉に鰭広物(はたのひろもの)、鰭の狭物を追ひ聚めて」(出典古事記(712)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android