鰻の蒲焼(読み)うなぎのかばやき

精選版 日本国語大辞典 「鰻の蒲焼」の意味・読み・例文・類語

うなぎ【鰻】 の 蒲焼(かばやき)

鰻を裂いて、蒸したのち、さらにたれを付けて焼いたもの。関西では蒸さずに焼くことが多い。古くは丸のまま縦に串刺にして焼き、その形状が蒲の穂に似ているところからとも、また、焼いた色が樺色であるところからの称ともいう。
※鈴鹿家記‐応永六年(1399)六月一〇日「上座敷十四人朝振舞、汁〈略〉鱣かは焼」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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