鳥子餠(読み)とりのこもち

精選版 日本国語大辞典 「鳥子餠」の意味・読み・例文・類語

とりのこ‐もち【鳥子餠】

〘名〙 鶏の卵の形をして、扁平な餠。紅白二種をつくって、祝儀に用いる。鶴の子餠。
※東京風俗志(1899‐1902)〈平出鏗二郎〉下「この日、赤強飯(あかごはい)を蒸し、或は紅白の鳥子餠(トリノコモチ)卵形をなしたる餠一重)を搗きて祝ひ

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