精選版 日本国語大辞典「紅白」の解説
こう‐はく【紅白】
〘名〙
※聖徳太子伝暦(917頃か)上「得二舎利一枚一、大如二胡麻一、其色紅白、紫光四周」
※拾玉得花(1428)「ことに梅花の紅白(コウハク)の気色、是又、みやびたる見風也」 〔陳書‐高祖宣皇后伝〕
※忠直卿行状記(1918)〈菊池寛〉二「紅白の大仕合」
③ 水引(みずひき)の半白半紅のもの。紅と白とに染め分けた水引。
④ 紅白の餠あるいは菓子。
※真空地帯(1952)〈野間宏〉六「紙につつんだせんべいと紅白をむりやりににぎらせた」
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