デジタル大辞泉 「祝ひ」の意味・読み・例文・類語 ほかい〔ほかひ〕【▽祝ひ/▽寿ひ】 《後世は「ほがい」》1 言葉でいわうこと。また、祝い言。ことほぎ。〈黒本本節用集〉2 「乞児ほかいびと」の略。「―が詠うたふ二首」〈万・三八八五・題詞〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「祝ひ」の意味・読み・例文・類語 ほかいほかひ【祝・寿・祷】 〘 名詞 〙 ( 動詞「ほかう(祝)」の連用形の名詞化。後世は「ほがい」 )① 神を祝福し幸いを招くこと。ことほぐこと。転じて、神仏に食物などを供えてまつること。[初出の実例]「又一日さたみつせうみゃうゐん殿さまの御ほかいにのぼりまいらせ候て」(出典:醍醐寺文書‐(年月日未詳)(室町)春日局書状)② ( 乞児 ) 「ほかいひと(乞児)」の略。[初出の実例]「其ほかひたちが、どういふ訣で流離生活を始める事になったか」(出典:国文学の発生(第二稿)(1924)〈折口信夫〉巡遊伶人の生活) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例