精選版 日本国語大辞典 「鳴き捨つ」の意味・読み・例文・類語
なき‐す・つ【鳴捨】
- 〘 他動詞 タ行下二段活用 〙 鳴いてその場から去る。鳴いてあとを顧みずに去る。
- [初出の実例]「一声をあかずも月に鳴きすてて天の戸渡るほととぎすかな〈中務卿親王〉」(出典:続古今和歌集(1265)夏・二一〇)
〘 名詞 〙 春の季節がもうすぐそこまで来ていること。《 季語・冬 》 〔俳諧・俳諧四季部類(1780)〕[初出の実例]「盆栽の橙黄なり春隣〈守水老〉」(出典:春夏秋冬‐冬(1903)〈河東碧梧桐・高...