コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

一声 いっせい

8件 の用語解説(一声の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

一声
いっせい

能の小段の名。 (1) 謡の小段。「一セイ」と記す。五七五・七五の2句から成り,拍子に合わない,上音を主体とした旋律。シテの登場直後や,舞の直前などに多い。 (2) 登場の囃子。化身,霊,精,物狂いなどの登場に用いられる。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

いっ‐せい【一声】

大きい一つの声や音。ひとこえ。
「汽笛―新橋を」〈大和田建樹鉄道唱歌
構成部分の一。シテの登場、舞のかかりなどに謡う定型的な短い謡。
能の囃子事(はやしごと)の一。シテの登場などに際して大鼓・小鼓に笛を吹き添えるもの。
狂言の囃子事の一。能がかりの登場に用いる。
歌舞伎囃子の一。能と同じく、大鼓・小鼓・能管による。大海・深山の幕開き、道具替わり、舞踊の主役の登場などに用いる。

ひと‐こえ〔‐こゑ〕【一声】

一度出す声や鳴き声。「鶴の一声
短い言葉を発すること。ちょっと言うこと。「隣に一声かけて出掛ける」「大臣の一声で決まる」

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

[日本酒・本格焼酎・泡盛]銘柄コレクションの解説

ひとこえ【一声】

山形の日本酒。大吟醸古酒「飛」「翔」、吟醸酒「旬」、本醸造酒「からくち」などがある。全国新酒鑑評会で受賞実績多数。原料米は山田錦、美山錦など。仕込み水は月山の伏流水。蔵元の「設楽酒造店」は明治29年(1896)創業。所在地は西村山郡西川町大字睦合丙。

出典|講談社
(C)Kodansha 2010.
本事典は現在流通している、あるいは過去に存在した本格焼酎・泡盛の銘柄を集めたものです。限定品や終売品、蔵元の転廃業などで既になくなった銘柄も含まれていますのでご了承下さい。それぞれの情報は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉プラスの解説

一声(いっせい)

山形県、株式会社設楽酒造店の製造する日本酒。平成21、22、23酒造年度の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

いっせい【一声】

能,狂言,歌舞伎音楽の用語。一セイとも書く。(1)能の囃子事(はやしごと)。化身,霊,精などの登場に広く用いられ,笛,小鼓,大鼓で奏演する。大鼓,小鼓は細かな変化のあるリズムを奏するが,笛は鼓のリズムに合わせず所定の部分を自由に奏する。用途が広く,登場する役柄により奏演の速度やテンポにも差があり,位取りにも幅がある。(2)能の謡事(うたいごと)。高音域を主とした七五調の短い楽曲。リズムは地拍子(じびようし)の法則に合わない。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

いっせい【一声】

ひとこえ。
一度だけ音を出すこと。 「汽笛-」
能の謡うたいの構成部分の一。シテもしくはワキが登場するとき、あるいは舞の直後に謡う七五調の謡。その場所の景色や自己の心情などを表現する。
能の囃子はやしの曲種の一。演者が舞台に登場する際に奏されるややリズミカルな囃子。笛・小鼓・大鼓で奏す。
能の様式を模した狂言で奏される登場楽。

ひとこえ【一声】

一回声に出すこと。また、その声。また、一回の鳴き声。 「『あっ』と-叫んだ」 「 -高く鳴く」
一言ひとこと口に出して言うこと。 「困ったことがあったら-かけて下さい」
何か事を決定するような一言。 「社長の-で決まる」 「もう-(=値段ノ交渉ナドデ値段ヲ一段階下ゲルコトヲ促ス声)」

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の一声の言及

【出入事】より

… 出端事は種類が多いが,おもに大鼓(おおつづみ)・小鼓(こつづみ)で奏される大小物と,太鼓が加わる太鼓物,その他のものの三つに大きく分けられる。大小物には,老人を除く男女,貴賤,僧俗などさまざまな役に用いる最も使用例の多い〈次第(しだい)〉,《嵐山》《賀茂》《高砂》など脇能のワキ・ワキヅレがさっそうと登場する〈真ノ次第〉,おもに化身,幽霊,精などの役に用いる〈一声(いつせい)〉(〈次第〉と同様に使用例が多い),老人など脇能の前ジテ・ツレが荘重に登場する〈真ノ一声〉,《砧(きぬた)》《熊野(ゆや)》などでいつのまにかシテが登場していたという趣の〈アシライ出〉などがある。 太鼓物には,《海人(あま)》《殺生石》《野守(のもり)》など,神仏,鬼畜,精などの非人間的な役の登場に用いる〈出端〉,《鞍馬天狗》のように天狗や異相の神などが豪壮に登場する〈大(おお)ベシ〉,《猩々》《西王母》など天仙が風流的に登場する〈下リ端(さがりは)〉,《邯鄲》《鶴亀》など唐人の帝王の登場や着座に用いる〈真ノ来序〉などがある。…

※「一声」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

一声の関連キーワード

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

一声の関連情報