鳴き散らす(読み)ナキチラス

デジタル大辞泉 「鳴き散らす」の意味・読み・例文・類語

なき‐ちら・す【鳴き散らす】

[動サ四]鳥が鳴きながら飛び回り、花を散らす。
うぐひすの―・すらむ春の花いつしか君と手折りかざさむ」〈・三九六六〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「鳴き散らす」の意味・読み・例文・類語

なき‐ちら・す【鳴散】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 鳥などが鳴きながら飛んで、その羽風で花などを散らす。
    1. [初出の実例]「鶯の奈枳知良須(ナキチラス)らむ春の花いつしか君と手折りかざさむ」(出典万葉集(8C後)一七・三九六六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む