鳴き響もす(読み)ナキトヨモス

デジタル大辞泉 「鳴き響もす」の意味・読み・例文・類語

なき‐とよも・す【鳴き響もす】

[動サ四]鳴き声をあたりにひびかせる。
「ほととぎす花橘の枝にいて―・せば花は散りつつ」〈・一九五〇〉

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精選版 日本国語大辞典 「鳴き響もす」の意味・読み・例文・類語

なき‐とよも・す【鳴響】

  1. 〘 他動詞 サ行四段活用 〙なきとよむ(鳴響)[ 二 ]
    1. [初出の実例]「霍公鳥(ほととぎす)花橘の枝に居て鳴響(なきとよもせ)ば花は散りつつ」(出典万葉集(8C後)一〇・一九五〇)

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