鳴を鎮める(読み)なりをしずめる

精選版 日本国語大辞典 「鳴を鎮める」の意味・読み・例文・類語

なり【鳴】 を 鎮(しず)める

  1. ① 音や声をしずめる。物音を絶えさせる。静かにさせる。
    1. [初出の実例]「『多くの人の誦する声にまじらず、いみじきものかな』とて、なりをしづめて、〈略〉問はせ給ふ」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)
  2. ② しばらく動きをとめる。活動を中断する。
    1. [初出の実例]「高之は逃げまはる心も鳴りを鎮めて、霧の中に吸ひ入れられるかと思はれた」(出典:家族会議(1935)〈横光利一〉)

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