鳴滝 紫麿(読み)ナルタキ ムラマロ

20世紀日本人名事典 「鳴滝 紫麿」の解説

鳴滝 紫麿
ナルタキ ムラマロ

明治・大正期の陸軍中将



生年
明治7年9月(1874年)

没年
昭和10(1935)年10月8日

出生地
三重県志摩郡鏡浦村

旧姓(旧名)
古屋

学歴〔年〕
陸士〔明治29年〕卒,陸軍砲工学校卒,陸大卒

経歴
尾張藩士・古屋景命の四男として生まれ、のち鳴滝祖禅の嗣子となる。明治29年工兵少尉となり、由良要塞司令部参謀、鉄道第2連隊長、大正9年広島湾要塞司令官を経て、10年工兵監部付、14年陸軍運輸部長、中将となる。この間、シベリア出兵時には浦塩派遣臨時鉄道連隊長として従軍した。15年待命となってからは日本海員掖済会理事、大日本少年団連盟理事などを務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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