精選版 日本国語大辞典 「鴨の入首」の意味・読み・例文・類語 かも【鴨】 の 入首(いれくび) ( 鴨が水中に首をさしいれるさまからいうか )① 相撲の技の名。反(そ)り手の一つ。双方が首を相手のわきの下にさしいれ、そりかえって倒す手。ただし、多くは同体に落ちる。今ではほとんど用いられない。[初出の実例]「すまふの手にはむかふづきさかづき、鴨がいれくび水ぐるま」(出典:幸若・夜討曾我(室町末‐近世初))② 舞の手の名。[初出の実例]「しほり三頭、かもの入くひ、しきの羽かへしを」(出典:幸若・高たち(室町末‐近世初))③ 男女の交合をいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例