鶏聟(読み)ニワトリムコ

デジタル大辞泉 「鶏聟」の意味・読み・例文・類語

にわとりむこ〔にはとりむこ〕【鶏聟】

狂言。婿が人から婿入り作法として鶏冠をつけて鶏の鳴き声をまねるようにうそを教えられ、そのとおりにすると、しゅうとも婿に恥をかかすまいと鳴き返す。

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精選版 日本国語大辞典 「鶏聟」の意味・読み・例文・類語

にわとりむこにはとり‥【鶏婿】

  1. 狂言。各流。花婿が婿入りの作法として鶏のまねをすることを教えられ、舅を訪れて鶏のまねをする。舅は婿に恥をかかすまいとして、いっしょに鶏のまねをする。

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