最新 地学事典 「鶴ヶ岡コンプレックス」の解説
つるがおかコンプレックス
鶴ヶ岡コンプレックス
Tsurugaoka Complex
丹波地方における丹波帯付加複合体の標準層序単元の一つ。上位の灰屋コンプレックスとは本庄断層で,下位の古屋コンプレックス・由良川コンプレックスとは衝上断層で,それぞれ接する。京都府南丹市~滋賀県高島市に分布する。主に,泥岩および泥質混在岩を主とした混在相を呈する。チャートの小規模岩体が普遍的に分布し,その基底には珪質粘土岩を伴い,上位に珪質泥岩を経て泥岩が累重する層序を構成する。泥質岩から産出した放散虫化石に基づき形成時期はジュラ紀Oxfordianとされる。S.Nakae(1990)命名。参考文献:S.Nakae(1990) J. Geol. Soc. Japan, Vol.96: 353
執筆者:伊藤 剛
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

