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泥岩 でいがん mudstone

翻訳|mudstone

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

泥岩
でいがん
mudstone

粘土が固結した堆積岩。固結度が高く平行に割れやすいものは頁岩 (けつがん) という。礫岩,砂岩とともに典型的な砕屑性堆積岩として地層を構成する。実際には種々の異種の粒子が混入するので,総称するときは泥質岩といい,石灰質のものは泥灰岩,砂質のものは砂質泥岩,火山灰の混るものは凝シルト岩ロームということもある。

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デジタル大辞泉の解説

でい‐がん【泥岩】

堆積岩(たいせきがん)の一。泥(粒径16分の1ミリ以下)が堆積し、固結してできた岩石。

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百科事典マイペディアの解説

泥岩【でいがん】

が固結してできた堆積岩。粒の大きさによりさらにシルト岩と粘土岩に細分する。鉱物片のほかに粘土鉱物を多量に含むため一般にアルミナAl2O3に富む。砂岩とともに地層中に大量に存在する。
→関連項目砕屑岩

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岩石学辞典の解説

泥岩

最初には粘土,シルト,頁岩,粘土岩(claystone),粘土質岩(argillite)などを含めた一般的な名称であったが[Murchison : 1854],その後は一般に1/256mm以下の粘土の粒度の鉱物からなる緻密な葉理のない裂けにくい堆積物に限定されている[Pettijohn : 1949, Ingram : 1953, Dunbar & Rodgers : 1957].

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世界大百科事典 第2版の解説

でいがん【泥岩 mudstone】

泥が固結してできた岩石で,砂岩より細粒の堆積岩の総称。堆積岩のうちではもっとも多い岩石である。泥とは粒径が1/16mmより細かい砕屑物をいい,それらが大部分を占める岩石が泥岩である。泥岩はさらに粒径1/256mm以上の大きさのシルト,それ以下の大きさの粘土の成分の多少によりシルト岩,粘土岩に区分される。ただし肉眼的に両者を識別することは困難である。砂をやや多く含むシルト岩は砂質シルト岩,シルトをやや多く含む粘土岩はシルト質粘土岩という。

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大辞林 第三版の解説

でいがん【泥岩】

堆積岩の一。粒径16分の1ミリメートル 未満の泥質物が堆積・固化してできた岩石。粒度によってシルト岩と粘土岩とに分ける。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

泥岩
でいがん
mudstone

砕屑(さいせつ)粒子のなかで細粒のものはシルトと粘土であるが、これらの混合物は一般に泥とよばれ、それの固結した岩石。シルト岩、粘土岩、頁(けつ)岩などの細粒砕屑岩の総称としても用いられる。層理面に平行な葉理が発達している頁岩と区別して、均質で塊状の細粒砕屑岩をさす場合もある。粘土鉱物を主体とするが、微細な石英や長石などの砕屑粒子を含み、海水から化学的に沈殿した、あるいは続成作用の過程でできた炭酸塩鉱物やシリカ(二酸化ケイ素)鉱物を含むこともある。また、火山灰、浮遊性の珪藻・放散虫・有孔虫のような生物遺骸(いがい)、有機性炭素などがいろいろな割合で混在するため、珪質、石灰質、有機質といった中間的な性質のものがある。高温多湿の条件下で風化作用が著しく進行した場合、多くの成分が溶解し、鉄とアルミニウムの酸化・水酸化物が残ってできる泥質岩があり、それはラテライトとよばれている。泥岩は一般に野外用語として使われ、構成物質の内容がわかった場合には、凝灰質シルト岩とか珪藻質泥岩のようにさらに細かく分類される。これと石灰岩との中間的な性質のものは、泥灰岩(マール)とよばれている。[斎藤靖二]

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世界大百科事典内の泥岩の言及

【ケツ岩(頁岩)】より

…薄くはげやすい性質をもった泥質岩で,泥板岩ともいう。1/16mm以下の砕屑物質を主とする岩石を泥岩と呼ぶが,泥岩のうちで,本のページを重ねたようにみえ,剝離性を有するものをケツ岩と呼ぶ。さらに剝離性が発達すると粘板岩(スレート)と呼ばれる。…

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