鶴ヶ岱チャランケチャシ跡(読み)つるがだいちやらんけちやしあと

日本歴史地名大系 の解説

鶴ヶ岱チャランケチャシ跡
つるがだいちやらんけちやしあと

[現在地名]釧路市鶴ヶ岱三丁目

春採はるとり湖の北東岸にあり、湖に向かい半島状に突き出た標高一二メートルの台地先端部に位置する。昭和一〇年(一九三五)鶴ヶ岱チャランケ砦として国指定史跡となる。二重の壕に囲まれたチャシ内部は東西三〇メートル・南北一五メートルの規模をもつ。壕は幅三メートル・深さ一メートルを計りジグザグに掘込まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android