日本歴史地名大系 「鹿乗村」の解説 鹿乗村ろくじようむら 大分県:南海部郡宇目町鹿乗村[現在地名]宇目町重岡(しげおか)、大平(おおひら) 宗太郎(そうたろう)重岡村の南東に位置。正保郷帳に村名がみえ、田高五八石余・畑高一四石余、宇目郷に属した。旧高旧領取調帳では高五二石余。寛政八年(一七九六)には重岡組に属し、村位は中、免五ツ三分(「高反別物成品々書抜帳」県立大分図書館蔵)。「豊後国志」に宇目郷中の村名としてみえる総太郎(そうたろう)(宗太郎)は郷帳類にはみえないが、「岡藩御覧帳細注」に村名がみえ、安永二年(一七七三)より開田畑を免許され、開田二反余(高一石余)・開畑一町余(高四石余)、家数二・人数七。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by