旺文社日本史事典 三訂版 「黄檗版一切経」の解説
黄檗版一切経
おうばくばんいっさいきょう
鉄眼版ともいう。黄檗禅僧隠元の弟子鉄眼 (てつげん) が,日本に『一切経』の翻刻がないのを嘆いて開版を企て,各地に講説して信者の助力を得,1678年完成した。宇治の黄檗山万福寺所蔵。
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…これに努めたのは栄西,重源,慶政その他の入宋僧であった。大蔵経開版の企ては,日本においても中世にすでにあったが実現せず,近世にいたり,南光坊天海による寛永寺版(天海版)が徳川幕府の支援をうけて1648年(慶安1)完成,次いで鉄眼道光が庶民の結縁により黄檗(おうばく)版一切経を1681年(天和1)完成した。近代に入り,明治時代には,1885年縮刷大蔵経が刊行され,つづいて《卍字蔵経》が1905年に,《大日本続蔵経》が12年に完成したが,その後の仏教界や仏教研究に寄与したのは,高楠順次郎・渡辺海旭監修の《大正新脩大蔵経》100巻で,高麗海印寺本を底本として諸本と校合,24年から34年にいたる歳月を費やし,正蔵(55巻),続蔵(30巻),昭和法宝目録(3巻),図像部(12巻)を収めるこの大蔵経は,基本的テキストとして用いられている。…
※「黄檗版一切経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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