精選版 日本国語大辞典 「黄金心中」の意味・読み・例文・類語
こがね‐しんじゅう‥シンヂュウ【黄金心中】
- 〘 名詞 〙 この上なく尊く誠実な心。たぐいない真心。また、そうした心を持つ人。
- [初出の実例]「はるばるの所をばよくも尋ねて来られし、〈略〉是こがね心中め、さぞやくたびれたるらん」(出典:浄瑠璃・忠臣身替物語(1699)道行)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...