黒いオルフェ

デジタル大辞泉プラス 「黒いオルフェ」の解説

黒いオルフェ

①1959年製作のフランス・ブラジル・イタリア合作映画。原題《Orfeu negro》。監督:マルセル・カミュ、出演:ブレノ・メロ、マルペッサ・ドーン、ルールデス・デ・オリベイラほか。第32回米国アカデミー賞外国語映画賞受賞。第12回カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞。
②ボサノヴァのスタンダード曲。作曲:ルイス・ボンファ。原題《Black Orpheus》。①の主題歌として発表。「カーニバルの朝」「オルフェの唄」のタイトルでも知られている。

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世界大百科事典(旧版)内の黒いオルフェの言及

【ジョビン】より

…ブラジルの作曲家,ピアニスト。1954年ころから作曲家として徐々に頭角を現し,57年,ブラジルで撮影したフランス映画《黒いオルフェ》の音楽を担当。58年あたりから作った新感覚のサンバ歌曲が,のちにボサノバと名づけられる潮流の始まりだった。…

※「黒いオルフェ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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