黒底翳(読み)クロソコヒ

デジタル大辞泉 「黒底翳」の意味・読み・例文・類語

くろ‐そこひ【黒底×翳】

黒内障こくないしょうの俗称。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「黒底翳」の意味・読み・例文・類語

くろ‐そこひ【黒底翳】

〘名〙 外見上は異常がないのに、視力が著しく低下して失明する病気。かつては眼内の病気で所見のはっきりとしないものをさした。黒内障(こくないしょう)黒障眼

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世界大百科事典(旧版)内の黒底翳の言及

【黒内障】より

…瞳孔が白く濁る白内障に対して,瞳孔が黒くて正常のようにみえることから発生した語。黒底翳(そこひ)ともいう。現在では病名としては単独で用いられることはなく,現存する病名は,黒内障性猫眼amaurotic cat’s eyeと家族性黒内障性白痴amaurotic familial idiocyのみである。…

※「黒底翳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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