朝日日本歴史人物事典 「黒田五柳」の解説
黒田五柳
江戸後期,『釣客伝』の著者。同書は江戸近辺の釣り場,天候,雲の見方,釣り道具,餌などから春秋の釣りの仕方までを著述。末文に三河屋改黒田五柳著述とあり,商家の隠居と推測される。成立には,文政(1818~30)説と,天保(1830~44)説とがある。<参考文献>大橋青湖編『釣魚秘伝集』
(伊藤康宏)
出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...