鼻競(読み)はなくらべ

精選版 日本国語大辞典 「鼻競」の意味・読み・例文・類語

はな‐くらべ【鼻競】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 鹿が群がって押合うこと。〔享和本新撰字鏡(898‐901頃)〕
  3. 鼻の高さをくらべること。
    1. [初出の実例]「あたご山のおやぢなどと、はなくらべせさせて見まくほしき事也」(出典:評判記・難波物語(1655))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android