龍門原上の土骨を埋むとも名を埋めず(読み)りゅうもんげんじょうのつちほねをうずむともなをうめず

精選版 日本国語大辞典 の解説

りゅうもん【龍門】 原上(げんじょう)の土(つち)(ほね)を埋(うず)むとも名(な)を埋(う)めず

(「白居易‐題故元少尹集詩」の「遺文三十軸、軸々金玉声、龍門原上土、埋骨不名」から) 名を後世に残すことをいう。
曾我物語(南北朝頃)三「れうもんげんしゃうのほねをばうづめども、なをば雲井にのこせ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android