アレクサンドル-ネフスキー修道院(読み)アレクサンドルネフスキーしゅうどういん

世界の観光地名がわかる事典 の解説

アレクサンドルネフスキーしゅうどういん【アレクサンドル-ネフスキー修道院】

ロシアサンクトペテルブルグにある修道院。世界遺産に登録された「サンクトペテルブルグの歴史地区と記念物群」のネフスキー大通り東端に位置し、ロシアの聖人であるアレクサンドル・ネフスキー公を祀るため、1710年にピョートル大帝によって建造された。建物の中心には黄色に塗られたトロイツキー聖堂があり、祭壇右側の銀の箱には1723年にウラジーミルから移されたアレクサンドル・ネフスキー公らの遺体の一部が収められている。11の教会と4つの墓地があり、入り口右側のチフビン墓地には、作曲家チャイコフスキーや作家ドストエフスキーなどの芸術家が葬られている。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android