上足袋(読み)うわたび

精選版 日本国語大辞典 「上足袋」の意味・読み・例文・類語

うわ‐たびうは‥【上足袋】

  1. 〘 名詞 〙 よごれを防ぐため、足袋の上をおおって履く上ばき。
    1. [初出の実例]「中露地を一とをりふる村時雨〈素敬〉 うは足袋ぬいではらふ夕露〈益翁〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android