叶韻(読み)きよういん(けふゐん)

普及版 字通 「叶韻」の読み・字形・画数・意味

【叶韻】きよういん(けふゐん)

他の韻の字を、同一の韻の字として通用すること。詩経楚辞に多く、それは正しくは古韻であった。〔楚辞補注〕離騷に、として吾(われ)に此のり 之れを重ぬるに脩能(しうたい)を以てせり。〔補注〕人にするの才、之れを能と謂ふ。此(ここ)に讀んで耐(たい)の(ごと)くす。叶なり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報