土気が離れぬ(読み)つちけがはなれぬ

精選版 日本国語大辞典 「土気が離れぬ」の意味・読み・例文・類語

つちけ【土気】 が 離(はな)れぬ

  1. いなかくさいところがある。まだあかぬけしていない。やぼなところがまだ残っている。土が離れぬ。
    1. [初出の実例]「天に指さし、土に土け放れず、臂をまけて」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)跋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android