土気が離れぬ(読み)つちけがはなれぬ

精選版 日本国語大辞典 「土気が離れぬ」の意味・読み・例文・類語

つちけ【土気】 が 離(はな)れぬ

  1. いなかくさいところがある。まだあかぬけしていない。やぼなところがまだ残っている。土が離れぬ。
    1. [初出の実例]「天に指さし、土に土け放れず、臂をまけて」(出典:浮世草子・好色一代男(1682)跋)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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