新場(読み)シンバ

デジタル大辞泉 「新場」の意味・読み・例文・類語

しん‐ば【新場】

江戸時代江戸日本橋小田原町の魚河岸に対して、延宝2年(1674)に日本橋本材木町に開設された魚市場

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「新場」の意味・読み・例文・類語

しんば【新場】

  1. 江戸時代、延宝二年(一六七四)、江戸日本橋の魚河岸から分かれて、同本材木町に新しく設けられた魚市場。現在の東京都中央区日本橋一丁目の東端。新肴場。
    1. [初出の実例]「又今宵夜話亭(よばなしのま)にうかれ鳥〈一十竹〉 新場の鰹たちまちになし〈同〉」(出典:俳諧・末若葉(1697)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例