立水(読み)たちみず

精選版 日本国語大辞典 「立水」の意味・読み・例文・類語

たち‐みず‥みづ【立水】

  1. 〘 名詞 〙 流れている水。一説に、わき出る水。
    1. [初出の実例]「あはれ、いさぎよき水の流れかな。〈略〉これぞまことのたち水にて侍るらん」(出典:筑波問答(1357‐72頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android